Rimoの画面を囲んでおしゃべりできる「おしゃべリィモ」
Rimoで番組を見ながらコメントを言い合うことのできる「おしゃべリィモ」機能ができました。
このように画面の周りに吹き出し風のコメントが表示され、「テレビを囲んでわいわい話しながら見る」ような感覚で番組を見ることができます。
使い方
- リモコンの横にある吹き出しボタンを押してコメントを書き、Enterキーで投稿します。
- 「(笑)」「!!!」「おお!」を押すと、キーボードを使わずマウスだけで簡単にコメントすることができます。
これまでのRimoと、おしゃべリィモの開発経緯
Rimoは「ネットの力を使った新しいテレビ」を目指して開発を行ってきました。
YouTubeに代表されるネットの動画サービスが急速に普及する中、このネットの力を使って今までのテレビでは見ることのできなかったチャンネルを生み出すことや、逆にテレビの良さをネットに持ち込むことで従来のウェブサービスとは一味違った楽しみ方やUI(ユーザーインタフェース)を提案、開発しています。
1. 受動的な楽しみ
能動的な操作が要求される従来のウェブサービスとは異なり、ネット上で人気の動画をテレビのチャンネルのように並べることで、あまり操作をせずに(受動的に)のんびりと動画を楽しむことのできるサービス Rimo を開発・公開しました。
また、リビングなどでくつろぎながらネットの動画を楽しむことができるよう、Wiiのような家庭用ゲーム機上 (テレビ上) でも使いやすいUIを考案しています。
2. ユーザーチャンネル
従来のテレビでは放送局が流すチャンネルしか無いため、チャンネルの数や種類は限られていました。またその番組編成も放送局に委ねられているため、自分の見たい番組を流しているチャンネルが無ければ見ることができません。そこでユーザーが誰でも自分の好きなチャンネル(ユーザーチャンネル)を作って公開できるようにすることで、従来のテレビでは決して放送されないようなバリエーション豊かなチャンネルが生まれています。
3. おしゃべリィモ
テレビはひとりで見て楽しむこともできますが、誰かと一緒にテレビを見たり、見ている番組をネタに笑ったり話をするのも楽しいものです。一方、PCは一人で使うことが多いので、テレビのように「誰かと一緒に見る」ような使い方はあまりされていません。そのためRimoを「誰かと一緒に見る」こともあまり多くありませんでした。
ところがネット越しにはRimoで同じチャンネルを見ている人がたくさんおり、その人達と一緒に見ている感覚を共有して楽しめるようにしようというのが今回の「おしゃべリィモ」機能です。
Rimoでは動画を受動的な楽しむことを売りにしていたので、おしゃべリィモでコメントをすることはこれまでのRimoらしくない?と思われるかもしれません。受動的な楽しみ方は「ネットの力を使った新しいテレビ」のためのひとつのアイデアで、今後もこれまでと同様に (面倒な操作をすることなく) お使いいただけます。おしゃべリィモにおいても、できるだけ楽な操作でコメントできるように、マウスだけでコメントできるボタンなども用意しています。
このような受動的な楽しみ方とは別に、おしゃべリィモやユーザーチャンネルといった、見ている人が能動的に参加できる仕組みを作ることで、従来のテレビには無かった「ネットの力を使った新しいテレビ」の可能性を探るとともに、Rimoをより多くの人に満足していただけるものにしたいと考えております。